専攻科福祉専攻



人の深さが見えてくる
福祉の中心的な役割を担う“ 介護福祉士”
「住んでいてよかった」と思える社会を創っていく原動力は、幾つかあります。
その一つは、急速に進む高齢社会のさまざまな問題に取り組むことにあります。
この社会的責務を果たすために、本学では、幼児教育科を幼児教育コースと福祉コースの二つに分け、さらに平成2年度から修業年限1年の「専攻科福祉専攻」課程を開設しました。
この「専攻科福祉専攻」課程を修了すると「介護福祉士」の国家試験受験資格及び、その他の社会福祉の資格が与えられ、各種施設における介護業務に携わるのをはじめ、将来は、福祉マン・パワーの中心的な役割を担うものと、期待されています。

専攻科福祉専攻への進学について
● 専攻科福祉専攻は、介護福祉士の養成を目的とするもので、修業年限は1年間です。
幼児教育コース・福祉コースのどちらを卒業しても保育士資格取得を条件に進むことができます。
● 選抜方法は、1・2年次の成績、志望理由書、口頭試問及び面接の総合判定となります。定員は35 名。
● 専攻科福祉専攻には2年次生以外に、保育士資格を有する本学卒業生、他短大・養成施設での資格取得者も出願できます。
● 専攻科福祉専攻では、学内での講義・演習のほか、延べ6 週間にわたり実習を行います。

専任教員
荒木 隆俊 [教授]
介護の基本Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ、生活支援技術Ⅰ、
コミュニケーション技術Ⅱ
介護過程Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、介護総合演習Ⅰ・Ⅱ、
介護実習Ⅰ-①・Ⅰ-②・Ⅱ 、認知症の理解、
社会福祉演習
松田 水月[教授]
生活支援技術Ⅰ、介護過程Ⅱ・Ⅲ、
介護総合演習Ⅰ・Ⅱ、こころとからだのしくみⅠ・Ⅱ
医療的ケアⅠ・Ⅱ、介護の基本Ⅴ
介護実習Ⅰ-①・Ⅰ-②・Ⅱ、認知症の理解、
社会福祉演習
宮地 康子[講師]
生活支援技術Ⅰ・Ⅴ、介護過程Ⅱ・Ⅲ、
介護総合演習Ⅰ・Ⅱ、発達と老化の理解、
医療的ケアⅠ・Ⅱ、介護の基本Ⅴ
介護実習Ⅰ-①・Ⅰ-②・Ⅱ 、認知症の理解、
社会福祉演習
伊藤 和雄[講師]
介護の基本Ⅱ・Ⅴ、社会の理解、障害の理解、
社会福祉演習、介護実習Ⅰ-①・Ⅰ-②・Ⅱ

非常勤講師
柴田 哲也/介護の基本Ⅲ  
重吉 正文/コミュニケーション技術Ⅰ
髙橋 麻紀/コミュニケーション技術Ⅰ
安喰  功/生活支援技術Ⅱ
阿部 伸一/生活支援技術Ⅲ
楠本 健二/生活支援技術Ⅳ
髙木 正敏/生活支援技術Ⅵ
黄木 信子/生活支援技術Ⅶ
山本 清智/介護過程Ⅱ
実習内容

● 介護実習Ⅰ-①(12 日間)
● 介護実習Ⅰ-②(5日間)
●介護実習Ⅱ(20 日間)
特別養護老人ホーム
通所介護事業所
障がい者支援施設
訪問介護事業所
介護老人保健施設
小規模多機能型
居宅介護事業所
取得資格

● 介護福祉士
国家試験受験資格
● 社会福祉主事任用資格
先輩メッセージ

柿 崎 華 奈
専攻科福祉専攻
米沢中央高等学校出身

 介護実習では、職員の方々からの温かいサポートのおかげで日々の関わりの大切さや稀ではありますが看取りの現場に立ち会い、命の尊さを学ぶことが出来ました。実際に福祉の現場に入って、利用者の方々と密接に関わったことで福祉へのイメージが変わり、関心がより深まりました。

黒 沼   葵
専攻科福祉専攻
山形城北高等学校出身

 コロナで学校行事がまったくできなかった中で、私たちは「国家試験合格」に向けて日々勉強に取り組んでいました。みんなで合格するためにクラス一丸となって教え合いながら頑張りました。羽陽短大で過ごした3 年間は人として成長した学校生活でした。
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